独立診断士のリアル

2018年5月に中小企業診断士として独立。仕事や収入のことなど。

診断士試験合格後すぐにやったこと~節税対策~

もう約3年前の話になりますが、

診断士試験合格後からは生活が激変しました。

忙しくなったのはもちろんですが、とにかく出費が激増しました(-_-;)

実務補習への参加、診断士協会への加入、懇親会への参加、セミナー参加、書籍購入etc

特に私の場合は地方在住なので実務補習や懇親会に参加する際の旅費が大変でした。

この対策としてあらかじめ行っていたのが税務署への開業届です。

これらの出費を青色申告して節税しようと考えたわけです。
最初の1年間は、実務補習のための受講料、宿泊・交通費、交際費など、数十万円にのぼりました。
しかも、車の減価償却費、ガソリン代、支払家賃、携帯料金、電気代なども事業に用した部分については経費とすることができます。なので、領収書を集めたり、事業に用する割合の計算をしたり、帳簿をつけたりと、めんどくさがらずにやっていけばけっこうな額を経費として計上できます。
最初の1年間は、支出合計が120万円ほどになりました。(車の減価償却費が大きかったです)。これを給与所得と損益通算することで、総収入が減少し、その減少分×所得税率の税金が還付されるというわけです。
ここまで読んで、自分も個人事業の開始届を出して税金の還付を受けようかと思った方。ちょっとご注意を。
これをするには、次の2つのハードルがあります。
まず一つは、現在の勤務先が副業がOKかということです。公務員の方や大企業にお勤めの方は厳しいでしょう。
もう一つは、営業活動の実態(=ある程度の売上)がないと税務署が事業として認めてくれないということです。私の場合は、知り合いの社長に頼んで社員向けのセミナーをやったりしたので、1年間で18万円の売り上げを得ました。

結局、この年は13万円弱の還付がありました。支出の1割ほどですね。

恥ずかしながら、そのときの青色申告を晒しておきます。ご参考まで。

 

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